今回は、フードコーディネーターでありパティシエの金子千容先生にお話を伺いました。
金子先生とは株式会社エービーシースタイルからご紹介いただき、弊社の製品を使用したレシピ開発をしていただきました。
前編では、現在の職業についてのお話をお伺いいたします。
~現在のお仕事に至るまでの道のりや
お仕事内容などを教えてください~
幼い頃から料理本やお菓子本を読むことと人の笑顔が大好きで、「おいしい!」でたくさんの方々に笑顔と幸せをお届けしたいと思った事や、幼馴染のお母さんが料理上手で、手作りのお菓子を頂く機会が多くあり、そのお菓子の美味しさに衝撃を受け、私もこんなにおいしいお菓子を作れるようになりたい!と強く思った事もパティシエを志すきっかけとなりました。
高校卒業後、東京の製菓学校に入学し洋菓子を2年間学びました。
その後、オーガニックやナチュラル食材に特化したパティスリー&カフェやフランス創業の大手老舗パティスリーでパティシエールとして製造業務を担当。
大量に生産する現場にいた時、腱鞘炎を発症してしまい、その事がきっかけで自分に合った働き方を今一度見つめ直すようになりました。
調べているとお菓子にまつわるお仕事にも様々な業種があることを知り、自分に合ったお仕事に挑戦できるフリーランスがあっているのではないかと思い、フリーランスになる事を決め、現在はパティシエール・フードコーディネーターとして大手料理教室の商品開発部でのお仕事や企業様のレシピ開発・撮影調理・スタイリング業務・イベント調理などを中心に活動しております。また、時々雑誌やTV等の調理も行っております。
~レシピ開発についてお伺いいたします、
はじめるきっかけや内容など教えてください~
大手料理教室の開発部に業務委託契約を結ばせていただくことになり、最初はレッスンのレシピ開発のアシスタントをしていたのですが、企業様のレシピ開発をやってみないかとお声がけいただいたことがきっかけでレシピ開発を始める事になりました。
内容としては主にお菓子のレシピ開発をさせていただいておりますが、ご要望次第では料理のレシピ開発も行う事がございます。
~レシピ開発で大変だったエピソードや
印象に残る出来事など教えてください~
アイスクリームの開発では、スチール撮影の際に室内が暑かった事と容器が冷やすと曇ってしまうため冷やすことが出来ず、冷凍庫からアイスクリームを出すとどんどん溶け出してしまい大変でした。ですが、先輩方のお力添えのおかげで、なんとか素敵なお写真をとる事が出来ました。
後編では山口製糖とのかかわりについてお話しをお伺いいたします。
※ 下記の写真は金子先生が制作されたお菓子になります。