山口製糖 株式会社


特集 様々な記事をご紹介いたします。


第3回 特集「お客様の声を聞く ~後編~」

前回に引き続き、「ちいさなお菓子工房 こむぎ」の店主、北岸実希子様にお話をお伺いしています。
 後編では前編から1年が経過し以前と現在のお店の状況や、山口製糖の製品との関わりについてインタビューさせていただきました。

 

~現状の状況について
(コロナ渦でお菓子作りやお店と向き合い方の変化)~

 
 従来の工房販売では、ご来店いただいた方から順番に販売させていただきました。

以前よりとてもたくさんの方が並んでくださりお菓子をお買い求めくださっていましたが、コロナ渦になりお並びいただかずに直ぐにお渡し出来るようにするために、事前のお取り置きのみでの販売と変更させていただきました。

1年前は山口製糖さんのてん菜糖を使用したプリンアラモードやカヌレ等の新商品を作りたいと考えていましたが、コロナの影響によりお誕生日ケーキのご依頼やお取り置きのご要望が増えて新製品の開発が進まず、私が作りたいと思うものとお客様のご要望にお応えすることのどちらを優先するべきか、お菓子作りやお店との向き合い方に悩んでいます。

 

~山口製糖の砂糖を導入した背景~

お菓子の試作をしている時に、砂糖を変えたら同じレシピでも全然違うお菓子になると知り、何度か使用させていただきました。

山口製糖さんの砂糖を商品のほぼ全てに使用していますが、てん菜糖は粒子が細かいためバター等の材料や生地に馴染み易くキレイな仕上がりになります。

またあっさりとさっぱりしているのにじんわりとしたコクがあり、風味がよく後味もすっきりとし、お客様にもまた食べたくなるとご好評をいただいております。

 
 

~砂糖の使い分け~

シンプルな味に仕上げたいものやメレンゲにはてん菜糖のみを使用しています。

コクを出したいときにはてん菜糖ときび砂糖を混ぜたり、サクッとしたものを作りたいときにはてん菜糖と粉糖を混ぜたりしています。

カスタード等あまり色を付けたくないものには、てん菜糖とグラニュー糖を混ぜて使用しています。
 
どんなお菓子でもてん菜糖が入ると風味が美味しくなりますが、同じ作り方や配合でも砂糖の種類によって違った仕上がりになるため、通常はてん菜糖で仕込をしているクッキー生地やスポンジを山口製糖さんのブラウンシュガーに置き換えて作ってみたりなど、新しく試していきたいです。

  

~弊社の製品を検討している方へ~

お客様や飲食・ケーキ屋さんを営んでいる友人にお勧めしているのですが、山口製糖さんのてん菜糖はお菓子や料理、飲み物と何に使っても仕上がりがとても美味しくなります。

サラッとしていて粒子が細かく扱い易く、最後に口に残るギュッとした甘さがなく、スッキリとした後味なので本当にオススメです。





ちいさなお菓子工房 こむぎ

住所 大阪府堺市東区北野田355

営業時間 不定期営業
 
詳しくはInstagramにてご確認ください。
https://www.instagram.com/mikikomugi/